鬼滅の刃 7巻 番外編の感想と考察｜カナヲの生い立ちって？

鬼滅の刃 7巻 番外編では、カナヲの悲惨な生い立ちが明らかになりました。

正直、那田蜘蛛山（なたぐもやま）で何の感情もなくねずこを殺そうとしたカナヲというキャラが苦手でした。

しかし、番外編を読んでそのイメージは変わり、女性のキャラでは一番好きになりました♪(´∇｀)

この記事では、そんな7巻の番外編の感想とカナヲについての考察を中心に紹介します♪

鬼滅の刃　7巻　番外編の感想

大正の貧富の差が激しい時代に、髪はボサボサで汚らしい身なりをした少女は、あまりの過酷な生活に、感情を一切無くしてしまいます。

親に売られ縄でくくられているのは、蚤だらけで汚いからという理由というのだから、もう、わずか2ページで涙腺崩壊です！！！(´；Д；`)

ここで偶然、登場するカナエ＆しのぶ姉妹が天女のように美しいですね！「ああ、この少女は救われる」という安堵感で一杯になりました～

ほんと、鬼滅の刃全般にいえますが、場面ごとに感情が忙しく動きます！

人買いの態度怒ったしのぶは、少女を買うための金銭を空中にばら撒き、笑いながらカナエと少女を連れて、走り去ります。

お姉さんのカナエが生きていた時は、茶目っ気たっぷりなしのぶさんでメチャクチャ可愛いですね♪　やんちゃな妹って感じです。(≧▽≦)

2人は少女を蝶屋敷に連れ帰り、カナヲという名前をつけて育てます。

しかし、カナヲは食事も食べなさいといわないと食べず、言われないと何もできません。

さすがのしのぶも、心配のあまり怒りを顕（あらわ）にします。

ここで、カナヲの持つ例の「銅貨」のエピソードが出てきます。

これは、姉のカナエがカナヲのために考えた「一人の時に銅貨を投げて物事を決める」ルールだったのです。

「そんなに重く考えなくてもいいじゃない、カナヲは可愛いもの」というカナエさんの言葉に癒されますね～。確かに、可愛いは正義です！（笑）

ほわーっとした雰囲気を持つカナエとしのぶのやりとりが微笑ましいですね。

最後、カナエの「いつか好きな男の子でもできたらカナヲだって変わるわよ」というセリフと共に炭治郎の絵が登場しますが、これはカナヲが炭治郎に恋をする伏線のように見えますね♪

 

炭治郎のほうは全く自覚が無さそうですが、両想いになってほしい2人です。

（でも、アオイさんも炭治郎に心臓射抜かれているので、三角関係になるかもしれません。^^;;）

鬼滅の刃　カナヲについての考察

カナヲは可愛い容姿とは裏腹に、あまりにも悲惨な生い立ちだったことが分かりました。

カナヲとはどのような人物なのか、色々な角度から考察して深掘っていくと、彼女の特徴や変化が分かってとても魅力的であることが分かります。(^^♪

現状、無口で感情表現が乏しい存在ですが、今後、鬼殺隊を担っていく第2世代として重要な人物となっていくことは間違いないでしょう。

カナヲのプロフィール

5月19日生まれとしていますが出生が不明なため、7巻番外編で胡蝶カナエとしのぶ姉妹に出会った日を誕生日としています。

身長152cm、体重44～46キロの小柄な16歳の女の子です。

小ネタですが、趣味は朝から晩までシャボン玉で遊ぶことだそうです。

年齢の割に幼い遊びですが、幼少時に遊べなかった反動なのかもしれません。

物事を決めるときは銅貨を用いて手元で投げ、裏と表とどちらかが出た面で意思を決定します。

自分の感情を一切入れないという点は強みにもなりますが、極端で間違った選択をする場合もあるため、リスクの高い生き方をしてきたといえるでしょう。

カナヲが感情を無くした原因

泣くと親に蹴飛ばされたり、引きずりまわされて水に浸けられたりするなどの虐待を受けていたことが原因です。

虐待を受け続けると感覚が麻痺していくという現象は、現代のDVにも通じるものがあるのではないでしょうか。

人間は精神的な辛さが極限まで達すると、防御が働き感情のフタを閉じてしまうのでしょう。

カナヲには何としてでも幸せになってほしいものですね！

カナヲの持つ刀

刀身が淡い桃色の刀を持っています。

鍔（つば）と鞘（さや）には梅の花の紋様があしらわれています。

カナヲに似合う可愛いデザインですね♪（*＾-＾*）

カナヲの鬼殺隊内での実力

出典：https://kimetsu.com/anime/story/?story=25

蝶屋敷に引き取られてからは、鬼殺隊剣士としての能力が鍛えられて、蟲柱（胡蝶しのぶ）の継子として任務につくようになります。

継子とは柱にその才覚を認められて、柱から直接育てられる隊士のことです。

相当の才能と実力が無いと継ぐ子にはなれず、鬼殺隊内でも継子はカナヲ一人だけです。

7巻では炭治郎たちの機能回復訓練の訓練相手として、ものすごい運動能力を見せつけていました。

運動能力の高さは同期の中でもずば抜けています。

また、後に柱稽古という訓練に参加しさらに剣の技術を伸ばしています。

カナヲの持つ剣術

• 花の呼吸剣術
  弐ノ型 御影梅（にのかた みかげうめ）
  肆ノ型 紅花衣（しのかた べにはなごろも）
  伍ノ型 徒の芍薬（ごのかた あだのしゃくやく）
  陸ノ型 渦桃（ろくのかた うずもも）
  終ノ型 彼岸朱眼（ついのかた ひがんしゅがん）

カナオの目が良い理由が悲しい

カナヲは運動能力の高さに加え、目の良さがあります。

実の親からの暴力から身を守るために、親の動きをつぶさに観察したことで目が良くなりました。

兄弟の中には、当たり所が悪く死に至る子もいたので、生き残るために必死でした。

特技として活かされているものの、あまりにも悲しい理由です！

カナヲの感情の変化

カナヲの感情の変化は炭治郎によってもたらされました。

出典：https://kimetsu.com/anime/story/?story=25

炭治郎の「頑張れ、人はこころが原動力だから」という言葉が心を開かせ、そこからはどんどん自主性や感情が芽生えてきます！

炭治郎に言われた後、カナヲは手の中の銅貨をぎゅっと胸の前で握りしめます。

このことから、カナヲの炭治郎への好意は恋愛感情に発展しそうな勢いです。

ただし、鬼との闘いは激化する一方なので、恋愛シーンを描く余裕はないかもしれません。

ここは、ぜひ、番外編で炭・カナヲのラブストーリーを描いてもらいたいですね！

鬼滅の刃 7巻 番外編の感想とカナヲについてのまとめ

カナヲは炭治郎と出会ったことで、どんどん可愛く、魅力的な人物として成長していきます。

カナエ・しのぶ姉妹が愛情を注いでも変わらなかったカナヲを、一瞬で変えてしまう炭治郎の人間力がすごいですね！

ネタバレになるのであまり書けませんが、先々、上弦の鬼とすさまじい闘い繰り広げ、鬼殺隊の中でも柱に匹敵するパワーを見せつけます。

カナヲの活躍にこれからも目が離せません！

 

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