鬼滅の刃 7巻は何話まで？（表紙／裏表紙のイラストなどの構成は？）や収録話ごとのあらすじや無料で読む方法も紹介

この記事では、鬼滅の刃の7巻について次のポイントをご紹介します。

• 7巻は何話までか？
• 表紙やイラストなどの構成
• 収録話ごとのあらすじ・見どころ
• 7巻を無料で読む方法

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なお、TVアニメ「鬼滅の刃」の続きも「鬼滅の刃　7巻」で読めます。
「鬼滅の刃7巻を無料で読む方法」についても詳しく紹介しています。
知りたい方は最後までお読みくださいね。

では、さっそく、見ていきましょう。

鬼滅の刃 7巻の構成（何話まで？表紙／裏表紙のイラストは？）

鬼滅の刃の7巻の構成は、「収録話、第53話～61話（9話）」＋「番外編」となっています。

地上波のアニメでは「７巻目54話の3ページ（一部）」まで放送されました。

1巻～7巻の収録話の一覧です。1巻の7話以外では1冊9話分が収録されており、8巻以降もほぼこのペースで収録されています。

1巻　7話分収録　1～7話
2巻　9話分収録　8～16話
3巻　9話分収録　17～25話
4巻　9話分収録　26～34話
5巻　9話分収録　35～43話
6巻　9話分収録　44～52話
7巻　9話分収録　53～61話

鬼滅の刃　7巻　目次

7巻の目次は次のようになっています。

53話　君は
54話　こんばんは煉獄（れんごく）さん
55話　無限夢列車（むげんゆめれっしゃ）
56話　目覚めろ
57話　刃を持て
58話　おはよう
59話 　侮辱
60話　二百人を守る
61話　狭所（ようしょ）の攻防
番外編

7巻では「魘夢（えんむ）」という、人間の夢に入り込み支配するという下弦の鬼が登場します。

今までの鬼と違い、いつ攻撃が始まったのか？分からない点が恐ろしいところです。(;ﾟдﾟ;)

静なる戦いの前半から、動なる後半に向かって畳み掛けるような展開がストーリを盛上げていきます。♪

鬼滅の刃　7巻　表紙

7巻の表紙はイノシシのマスクを取った伊之助です。
ちょと不思議なのが、伊之助が目立って活躍する巻ではないのに表紙になっている点です。

なお、4巻でも伊之助は炭治郎と一緒に表紙を飾っています。
この巻では伊之助の素顔が判明したんですよね。
ものすごい美少年だったのが衝撃的でした！

画像引用：Amazon

炭治郎と禰豆子（ねずこ）以外で2回も表紙を飾ったのは伊之助だけです。
もしかしたら、伊之助は関係者の間でお気に入りのキャラなのかもしれませんね♪

鬼滅の刃の表紙はどんな基準で選んでいるのか、作者や編集者に聞いてみたいですね～ ^^
女の子みたいにかわいい顔に似合わず猪突猛進な伊之助に、ギャップ萌えするファンは多いんじゃないでしょうか！

ちなみに、カバーを外すとこんな感じです。

出典：ebookjapan

いたずらっぽい顔で、イノシシのマスクをねずこにかぶせてるところがカワイイですよね♪

後に伊之助は、自分の名前をねずこに覚えさせたりしています。
ねずこのことを、かなり気に入っているんじゃないでしょうか？
善逸（ぜんいつ）と恋敵にならないことを祈ります（笑）

鬼滅の刃　7巻　裏表紙

コミックの裏表紙です。ちょっと小さくて分かりづらいのですが、7巻のテーマになる「無限列車」の先頭が描かれていてオシャレだと思いました～。^^

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鬼滅の刃　7巻の収録話ごとのあらすじ＆見どころ

収録話ごとのあらすじと見どころをご紹介します。

鬼滅の刃　7巻　53話　君は

蝶屋敷での機能回復訓練を終えた炭治郎、伊之助、善逸。
次なる任務につくために、お世話になった蝶屋敷のみんなと別れの挨拶をします。

その時、炭治郎が胡蝶しのぶ、カナヲ、アオイとそれぞれと印象的な会話をします。

見どころ

彼女たちとの会話の中に、炭治郎の人間的な魅力が100%出ていると思いました。

カナヲ、アオイは絶対に炭治郎に恋心を持ったに違いありません。

炭治郎の人間力の高さに脱帽です！

鬼滅の刃　7巻　54話　こんばんは煉獄（れんごく）さん

炭治郎、伊之助、善逸の3人は、炎柱・煉獄杏寿郎（れんごくきょうじゅろう）に会うため、初めて汽車に乗り込みます。

興奮する3人でしたが、真っ直ぐ前を見ながら「うまい、うまい」と大声を出して弁当をかっくらう煉獄さんにドン引きします。

そんな中、列車に乗り込んでいた鬼がいきなり攻撃をしかけてきますが、煉獄の炎の呼吸の一撃で仕留めます。
その技の鮮やかさに炭治郎たちは「すごい、すごい」と感動します。

しかし、次ぎの場面では、煉獄と炭治郎たち3人はなぜか汽車の中で眠りこけ、その様子を別の鬼が眺めていました。

見どころ

頼れる兄貴、煉獄さんの男らしいかっこよさが際立っていますね。。

炭治郎たちはすっかり煉獄さんの魅力に取り込まれているところが楽しいです。

そして、不気味な鬼、魘夢（えんむ）がついに攻撃をしかけてきます。

今までの鬼と違い、夢を見させることで精神を乗っ取る攻撃が見どころです。

鬼滅の刃　7巻　55話　無限夢列車（むげんゆめれっしゃ）

下弦の壱・魘夢（えんむ）は、切符切りの車掌と結託し、煉獄と炭治郎たちを眠らせることで精神を乗っ取ろうとします。

眠らされた炭治郎、伊之助、善逸は、それぞれ本人たちの願望が叶った幸せな夢を見させられます。

炭治郎は、実家で家族と幸せに暮らしていた頃の夢の中に入り、今の記憶をすっかり忘れてしまうのでした。

見どころ

魘夢（えんむ）によって眠らされた炭治郎たちの見る夢が、それぞれの性格を反映していて面白いです♪

炭治郎、伊之助、善逸の3人は、自分の願望を反映した夢ですが、煉獄さんだけは現実的な夢なのが特徴的でした。

鬼滅の刃　7巻　56話　目覚めろ

魘夢は、炭治郎たち鬼殺隊を全員眠らせることに成功します。

目的は、夢の外側の無意識領域にある「精神の核（かく）」を破壊することにありました。

人間は精神の核を破壊されると廃人になってしまうからです。

魘夢の手下となった人間は、煉獄の夢に侵入し、煉獄の精神の核を破壊しようとします。

しかし、その瞬間、煉獄は現実の世界で、右腕でその浸入してきた人間の頚を締め上げていた。

通常、眠りの術をかけられた者は体を動かせませんが、煉獄は本能で危機を察していました。

一方、炭治郎は、家族と暮らしている夢の中で違和感を感じ始めていました。

禰豆子の厨子や、川の水面に鬼殺隊服を着た自分の姿を見て、ようやく夢の中にいることに気づきます。

しかし、夢から出る方法が分かりません。

そんな時、現実の汽車の中で、厨子から転がり出てきた禰豆子は、炭治郎労を鬼の炎で炙って起こそうとします。

夢の中の炭治郎も炎につつまれますが、果たして夢から覚めることができるのでしょうか。

見どころ

魘夢と炭治郎、煉獄杏寿郎との静かなる死闘が見どころです！

夢の世界と現実の世界を行き来して戦う光景はスリリングで、今までにない緊張感があります。

鬼滅の刃　７巻　57話　刃を持て

眠り鬼・魘夢の術で、夢の世界へ入りこんでしまった炭治郎でしたが、禰豆子の血鬼術により炎に包まれたことで覚醒しはじめました。

夢の中で、急いで家の外に出た炭治郎、そこに日の下で明るく笑う禰豆子や心配そうな顔した母が現れます。

”本当はここにずっと居たい、でも、もう失ってしまい戻ることはできない”と、泣いて止める弟を振り切って走り出します。

そんな炭治郎のことを、魘夢(えんむ)に命じられ”精神の核”を壊そうと狙っている男がいた。

しかし、その男は、炭治郎の無意識領域のあまりの美しさ、広さ、暖かさを知り、茫然としてしまいます。

一方、伊之助と善逸の無意識領域にも人間の刺客が送り込まれていました。

しかし、異常に我が強い二人は、無意識領域で資格を迎え撃ち追い払ってしまいます。

夢の中の炭治郎は、目を覚ます方法が分からず、森をさまよっていました。

そこへ、炭治郎の父親が一瞬表れ、「刀を持て、斬るべきものはもう在る」と言い残します。

そして、ようやく炭治郎は夢の世界から脱出する方法を見つます。

見どころ

魘夢の送り込んだ刺客（人間）が、炭治郎たちの精神の核を破壊しようと狙いにいきます。

3人の無意識領域の光景が面白いのです。

炭治郎の無意識領域はどこまでも広く暖かく美しい光景、伊之助と善逸は真っ黒という光景が対照的で性格を表していると思います♪

炭治郎は何というか、すでに仏様のような自我の持ち主のように見えますね！

我が強いと真っ黒になる無意識領域って、伊之助と善逸はどこまで自我が強いんだ（笑）

鬼滅の刃　７巻　58話　おはよう

炭治郎は夢の中で自らの頸を斬り落とし、叫びながら汽車の中で目覚めることができました。

炭治郎の腕にくくられていた縄は、先っぽが途中で焼ききれています。

そして、切符を切られた時に、眠らされたことに気がつきます。

周囲を見ると、煉獄は右手で女の首を締めた姿勢で固まり、善逸と伊之助も眠っていました。

そして、全員が手首を縄で繋がれていました。

この縄を、禰豆子の血鬼術で燃やして欲しいと指示します。

縄を燃やされた人間たちは目を覚ますが、煉獄、伊之助、善逸は目を覚ましません。

すると、突然、目を覚ました人間たちは、錐（きり）を持ち、炭治郎たちに襲いかかってきます。

しかし、炭治郎は一瞬で彼らを気絶させます。

一人、攻撃してこず、涙を流して立つ青年がいました。

彼は、炭治郎の美しい無意識領域に影響を受け、炭治郎の心と共鳴していました。

青年は炭治郎に「ありがとう　気をつけて」と言い、炭治郎は力強く「はい」と答えてその場を立ち去りました。

炭治郎は鬼の匂いを辿り汽車の屋根の上に乗ると、そこには魘夢(えんむ)がいました。

魘夢は「おはよう」といい、笑いながら良い夢を見せてやったでしょうと、炭治郎を挑発しました。

見どころ

炭治郎がようやく目を覚まし、魘夢への反撃ののろしを上げる回となっています。

夢の中にいた人間が炭治郎を襲ってきますが、当然、炭治郎に一瞬で倒されちゃいます。

炭治郎の無意識領域を見た青年と炭治郎との間で心が通った場面が、心に刺さり感動的でした！

鬼滅の刃　７巻　59話 　侮辱

炭治郎たちを眠らせたしくみは、魘夢（えんむ）の血を混ぜたインクを切符に使い、車掌が切符を切ったタイミングで術が発動するというものでした。

魘夢（えんむ）は炭治郎が短時間で覚醒条件を見破って起きたのか不思議に思います。

炭治郎は「人の心の中に土足で踏み入るな」といい、魘夢に対して刀を構えます。

炭治郎がつける首飾りを見た魘夢（えんむ）は、鬼舞辻無惨が殺せと命じたターゲットが、目の前にいる相手であることが分かり、運がいいと上機嫌になります。

そして、魘夢は「強制昏倒催眠の囁き」という術で炭治郎を眠らせようとしますが、気を失わずに近付いてきます。

驚くべきことに、炭治郎は術にかかる度に、夢の中で自分を殺して現実へと戻ってくるという離れ業をやってのけていました。

このことに、魘夢（えんむ）は驚きを隠せません。

この時、炭治郎は夢の中で、死んだ家族に罵られ続けていました。

この悪夢により、家族を侮辱された炭治郎の怒りは頂点を超え、魘夢（えんむ）の首を切り飛ばします。

しかし、魘夢の切り飛ばされた頚から木の根のようなものが生え始め、再生を始めたのです！

見どころ

走る列車の上での魘夢（えんむ）と炭治郎の攻防戦が繰り広げられます！

炭治郎が何ども催眠術で眠らせられながら、瞬時に夢の中で自分を殺して覚醒するところが凄まじいです！

さすがの魘夢も驚く訳です。いくら夢の中で自分を殺すって想像を絶することだと思います。

それだけ、家族を侮辱された炭治郎の怒りが強かったということでしょう！

鬼滅の刃　7巻　60話　二百人を守る

炭治郎は、汽車の天井に助っ人にきた伊之助に叫びます。

「伊之助ーッ！　この汽車はもう安全な所が無い　眠っている人達を守るんだ！！」

「この汽車全体が鬼になってる！！　聞こえるか！！この汽車全体が鬼なんだ！！」

伊之助はその言葉を聞いて、自分の読み通りであり、自分は親分として申し分なかったと確信する。

伊之助は眠っている乗客にまとわりつき始めた鬼を、一気に斬り刻みます。

【伍の牙　狂い裂き】　は、四方八方に囲まれた敵を一気に斬り裂いていきました。

ねずこちゃんは俺が守る！

目を覚ました禰豆子も爪を立て、乗客から鬼を守ろうと奔走します。

しかし、両手両足を鬼の体に絡め取られ、絶体絶命かと思われました

その瞬間！

それは善逸の刀が鬼を斬り裂きました。

雷の呼吸　壱の型　霹靂一閃　六連

ド　ド　ド　と落雷のような音が響きます

善逸は言った。「禰豆子ちゃんは俺が守る」

そして、柱である彼の人も目を覚まし、柱として不甲斐なく穴があったら入りたいと笑顔で(？)語ります。

そして、その煉獄は一瞬の内に、炭治郎がいる車両までやってきました。

「この汽車は八両編成だ　おれは後方五両を守る！　残りの三両は黄色い少年と竈門妹が守る」

「君と猪頭少年はその三両の状態に注意しつつ　鬼の頸を探せ」

八両のうちの５両を一人で守りきると言い切った煉獄は、炭治郎に、鬼はどのような形になろうとも急所があると語り、気合を入れるよう告げます。

煉獄は凄まじい揺れと共に一瞬で見えなくなりました。

車両の屋根の上に居た伊之助も、煉獄に指示を受けたようで、柱の判断の速さに悔しながらも急所を探すと走り出します。

伊之助が、”前の車両の方面が気色悪”と言ったため、炭治郎と伊之助は、石炭が積まれている前方の車両を目指しました。

見どころ

シンプルに、善逸と炎柱・煉獄さんのめちゃくちゃカッコいい姿が見どころです！

まず、善逸の「禰豆子ちゃんは俺が守る」という言葉にぐっときましたね！

女子人気が一挙にアップしたのではないでしょうか？

これで善逸の意識があればもっとかっこいいのですが・・（笑）

そして、列車の5両を守るという過酷な責務を負いながら、後輩に的確に指示を出す煉獄さんは上司の鑑（かがみ）です！シビレました～

同時に、炭治郎たち一般隊士と柱の実力差の大きさに驚きます！

鬼滅の刃　７巻　61話　狭所（きょうしょ）の攻防

煉獄、善逸、禰豆子は乗客を守るべく戦っていました。

炭治郎と伊之助は、列車と化した、鬼の急所を探そうと前方の車両へと走ります。

伊之助がたどり着いた先には、列車を先頭で動かしていた人間がいました。

その人間は伊之助に出て行けと叫びます。。

伊之助は四方八方からでてきた鬼の無数の手に、ついに動きを封じられたかに思われたそのとき、炭治郎が現れ伊之助を救います。

炭治郎は感じ取った。「真下だ！！　この場の真下　鬼の匂いが強い！！」

伊之助は命令するなと言いながらも2本の太刀で床を砕きます。

そこに現れたのは鬼の頸の骨。

その頸を切ろうと炭治郎が刀を振るうが、それはまたもや現れた鬼の無数の手によって阻まれてしままいます。

渾身の一撃で骨を露出させるのが精一杯なのにもかかわらず、裂け目が塞がる再生が早い上に鬼の無数の手に阻まれれば中々切り裂けません。

炭治郎は伊之助に呼吸を合わせて連撃をしようともちかけます。

「なるほどな！！　いい考えだ！！　褒めてやる！！」

「ありがとう」

しかし、こんどは無数の瞳が炭治郎を見据えていました。

【強制昏倒睡眠・眼】

炭治郎は血鬼術を受けてしまい、眠らされそうになりながら叫びました！

「伊之助　夢の中で自分の頸を斬れ！　覚醒する！！」

炭治郎は一瞬夢の中へと堕ちるものの、夢の中で自決し、現実へと戻ってました。

が、しかし、現実で再び眼を開くとすぐにまた術にかかってしまいます。

鬼の瞳がたくさんあるので、目を覚めた瞬間に何処かの鬼の目と必ず視線がかち合ってしまうのです。

目を閉じたまま覚醒しようと必死になる炭治郎は、そのあまり、現実の世界で自分の頸を斬ろうとしてしまいました。

「夢じゃねぇ！！　現実だ！！！！」

「罠にかかるんじゃねぇよ！！　つまらねぇ　死に方すんな！！」

伊之助は、猪頭の皮をかぶっているので視線をどこに向けているか鬼からわかりづらく、血鬼術にかかることを免れていました。

しかし、そんな瞬間、先頭車両で車両を操っていた人間が、千枚通しを持って伊之助を背後から狙っているのに炭治郎が気づきました。

炭治郎は狭く刀が振るえず、体ごと間に立ち入りました。

炭治郎は左下腹を千枚通しで突かれながらも、なんとか人間を振り払い、伊之助に鬼の頸を斬るよう叫びます。

伊之助が【肆ノ牙　切細裂き】で鬼の骨を露出させ、炭治郎は　【ヒノカミ神楽　碧羅の天】でその頸を搔き斬りました！

見どころ

鬼の急所を見つけ、伊之助と炭治郎の連携プレーで攻撃する場面がワクワクします！

魘夢との対決もいよいよクライマックスを迎えますが、ラストが想像できないほどの怒涛の展開に見ごたえがあります。

鬼滅の刃　7巻　番外編

今より少し昔の話、彼女はお腹をすかして、悲しく虚しく苦しく寂しい日々を過ごしていました。

その日々は彼女にとっては本当に過酷で、ある日ぷつんと音を立てて、その苦しみをも感じることが出来なくなりました。

貧しい暮らしの中、親に売られたときでさえ、彼女は悲しくありませんでした。

そして、彼女には名前さえも無かったのです。

男に縄でくくられ売られに行く時、ある橋の上である姉妹に出会います。

それが胡蝶カナエとその妹の胡蝶しのぶでした。

彼女は、カナエが名前を聞いても一言もしゃべりません。

”娘と喋りたければ金を払え”と言う男に向かって、しのぶは紙幣と小銭を投げつけました。

その隙に縄を奪い取ったしのぶは、姉と一緒に走って逃げます。

娘は屋敷に連れてこられ、衣服を整えられるが、言われないと何もできないことにしのぶは驚きました。

食事も食べろと言われなければ腹をへらしたままなのに食べようとしません。

誇張カナエはじゃぁ一人の時はこのどうかを投げて決めたらいいと言い、そんなに重く考える必要ないとしのぶに言います。

「きっかけさえあれば人の心は花開くから、大丈夫」

「いつか好きな男のコでもできたらカナヲだって変わるわよ」

鬼滅の刃　7巻を安全に無料で読む方法

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